2022年05月16日

FF11の思い出ひとつ

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現在ボクがFF14で使っているミコッテのPunish Linkageは、FF11でのプレイヤーキャラクター、ミスラのPunishを源流として生まれました。

そんなボクの前世とも言えるPunishは実は元々倉庫キャラの一人にすぎず、メインとしてはガルカの吟遊詩人を使っていました。

闇の王を倒し、ジラートの謎に迫り、神の器を破壊した頃、物語に一区切りついたところで、なんだか先が見えなくなってしまいました。飽きたとか引退とかネガティブなものからくるのではない説明しづらい心情。

自分の中で詩人ガルカはもう完成してしまって、他のジョブを上げる気持ちがまるで持てなくなったのです。
ログインしてもモグハウスでぼーっとする日々、誘われれば出ていくけれど積極的に何かをすることもない。


そしてある日はたと思い至りました。そうだ、転生の旅に出よう。

ガルカには死期を悟ると転生の旅に出て、やがて新たなガルカの子として転生して戻ってくるという設定がありました。

ボクの思いつきをシステム的にぶっちゃけてしまえば「キャラ削除」というだけの事ですが、転生の旅に出るというこの考えはとても良いものに思えました。


最期の地は流砂洞にしよう。
かつてガルカの都があった場所。あそこには、当時ガルカが描いた壁画があったはず。

そう決めて流砂洞へと走るうち、アンティカ相手に戦うパーティの姿が目に入りました。

レベル上げ中と思しきパーティですが、どうもアンティカの数が多すぎる。リンクしたのか絡まれたのか、そのままでは間違いなく全滅するであろう戦力差に見えました。

乗っていたのはレンタルチョコボだったので、降りてしまえばそこからは徒歩になります。けれど急ぐ旅でもなし、それもまた良いかとチョコボを降り、占有権のないアンティカ達にララバイをかけて一体ずつ仕留めていきました。

パーティの戦闘が安定するのを確認してその場をあとにし、目的地を目指していると先程のパーティメンバーのシャウトが聞こえました。

THANK YOU! GREAT BARD!
(ありがとう!偉大な吟遊詩人よ!)

ああ、本当にこの最期は悪くない。

そうして目的の流砂洞、古代ガルカの壁画を前にログアウトして、詩人ガルカのデータを削除したのでした。


いろんなオンラインゲームをプレイして、今はFF14を主軸にしているボクですが、この出来事は本当に印象深く、深く心に刻まれたかけがえのないエピソードです。


本日2022年5月16日をもってFINAL FANTASY XIが20周年を迎えたそうです。おめでとうございます。
いつまでも心に残る世界を作り、今も続けてくれてありがとうございます!


ところでウェルカムバックキャンペーンで久しぶりにログインしたら、偶然が重なって十数年接点が途切れていたフレと再会するという奇跡を体験しました。

新たなエピソードがまたひとつ。
posted by Punish at 19:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月20日

その風は未来を運ぶ

この日記は暁月のフィナーレ、メインクエスト5番目のエリアに関するネタバレが含まれます。予めご注意下さい。




よくって?
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メインクエストをすすめる中でエルピスに辿り着いたボクは、ふと(ここにはやっぱり月がないのだろうか?)と考えました。

月がハイデリンの創ったゾディアークの檻であり、方舟であるなら、1万2千年前の古代であるこの地には存在していないはずです。

適当な場所でカメラをぐるぐるとまわしてみると、


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普通にあるじゃん。

設定ミスによるバグなのか、あるいは"月に見えて月ではない何か"なのか。
いずれサブクエを消化してたら話に出るかもしれないと、ひとまずは気にしないことにしてメインクエを進めることにしたのでした。


そしてつい先日、そんなことはすっかり忘れ、とある方の暁月実況プレイ動画のアーカイブをみていたときに気づいたのです。

「……月ないな?」


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現地で観察することエオルゼア時間でまる一日。以前見た軌道にも、ぐるぐると見渡したその周囲にも月は確認出来ません。

やはりあれはバグで、6.01か05でサイレント修正されたのか。
最初はそう考えていましたが、月が映るSSを見返していて別の可能性に思い至ったのです。

ひょっとして、"霊風の時のみ視えている"のでは?


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その後FF14 Mastodonでの情報提供により、再び霊風の日に月の存在を確認!

そして……

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24時が近づくにつれ除々に薄くなっていく月は、日が替わり天候が快晴になると同時に完全に消え去りました。月があったはずの場所に、その先にある星々が視えています。

その後の調査でたとえ霊風の夜であっても、ごく限られた時間帯、20時〜24時の間にしか現れないこともわかりました。


そこに無いはずの月が何故現れるかはわかっていません。

霊風とは濃いエーテルを帯びた風が吹く天候とされています。

未来の月の記憶が焼き付いた誰かのエーテルが星海に還り、次元の壁を超え霊風に乗って見せている幻影なのか。あるいは濃いエーテルの影響を受けた光の戦士の、超える力のイレギュラーな発現としてボク達にだけ視えてしまっているのか。

今後もきっと語られることはないけれど、世界の秘密に少しだけ近づいたような、そんな心地です。

(まだやってないサブクエで普通に語られてたりしたらそっと心の中で冷笑しといてください)



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エルピス絡みでおまけを二つ。


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ケット・シー型の創造生物を従えた人を見かけて近づいてみて、その髪型と色にテンションが上がってしまいました。

そこのあなた!絶ッ対にクェーサルの"オリジナル"ですよね?!

14分割され、その後いくつかの統合を果たしたとしても相応に薄まった魂で、それでも同じ姿形の使い魔を使役していたなんて。愛されてるなぁ!おじいちゃん!
脇にかかえて頬をぐりぐりしたい。


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嘆きの海のエーテライトを見て、アーモロートと同じだなぁと思ったのです。
なるほどこれが古代人のスタンダードなデザインなのでしょう。


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そしてエルピスのエーテライトです。
デザイン、同じですね。同じなんだけど、違いますね。

小さい……

ではなくて、これボク達がこの地では古代人サイズにしてもらってるからなんですよね。だから相対的に小さく見える。

当たり前だけど、当たり前にはなかなか出来ないこだわりです。
posted by Punish at 02:06 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月06日

ぱにの妄想帳:繋がったおわりと終わり

三賀日もとうに過ぎていますが、あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。


暁月のフィナーレ、アーリーアクセスから一ヶ月ほどが経ちました。その感想、というのともちょっと違うのですが、本日記はその物語のネタバレを大いに含みますので予めご注意下さい。

あと、無駄に長いです。

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ネタバレ回避タワー!





ボクも一週間ほどをかけてメインクエストを終わらせましたが、出会う人出会う人、みんなが愛しい旅でした。漆黒で体験した、自身が積み重ねてきた物語にぶん殴られるようなMMOならではの体験が更に一段進化した、文字通りの集大成だったと思います。

その中盤あたり、人が絶望により獣に変わってしまう展開に、これは絶望に抗う物語なのだと感じるようになりました。同時に心に浮かんだのが、旧FF14最後に受けたクエストのことです。

賢者ルイゾワから受託したそのクエストのタイトルは"おわりの名は希望"。

ネール・ヴァン・ダーナスを倒してなお止まらぬメテオ計劃、ダラガブの落下を防ぐため十二神の"神降ろし"を行う。その為にエオルゼア各地にルイゾワが刻んだ十二神の印を巡り、祈りを捧げて神々の目覚めを促すというのがその内容でした。

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各地を巡り終えた冒険者にルイゾワはこう言います。

『お前さんという「希望」さえ
 未来に送り届けられれば……わしはそれで満足なのじゃよ。』



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ダラガブから現れたバハムートを前に、賢者ルイゾワはその言葉を実践し、時神アルジクの力で第七霊災後、五年後の世界に冒険者を転送します。

ここで飛ばされた冒険者こそがボク達レガシープレイヤーであり、文字通り未来に送り届けられた”旧14のおわり”という”希望"でした(これはそのおぼろげな伝承を追いかけるように光の戦士となっていった新生後からの冒険者のことでもあります)。


そして……

新生が"はじまり"、蒼天、紅蓮、漆黒の冒険を経て、暁月の果てで終焉を謳うものが戦いのさなかに絞り出すように発したその言葉は。

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『終わりの名は、希望などではないッ!』

旧きおわりを、新しき終わりが否定する。その否定すらも否定して、新しい始まりを歩き出す。

ああ……繋がった、と思いました。


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これは旧14のCE版パッケージアートですが、黒き鎧の冒険者をとりかこむ白き者がなんなのかずっと考え続けてきました。

最初に思い浮かぶのはやはりハイデリンで、次いで考えたのが天使い(当時はアシエンと同一の存在とはあまり考えられていなかった)でした。デザインが類似したガルーダも気になるところだけれど、関係性を考えると結びつかないなあ……などなど。


そして今改めて見ると、これはメーティオンではないかと思えるのです。勿論、当時からその設定があったわけはないでしょう。有り得るとしたらあと付けで、逆にこのアートをもとにメーティオンがデザインされたのかもしれません。

陰陽の印のように、希望を取り囲む絶望という対比構造。それは"諦めて、終わろう?"とささやくようにも見えてきます。


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暁月のCE版パッケージアートは光たるハイデリンを上に、闇たるゾディアークを下に配した対比構造となっています。

これもまた、"おわり"(旧)と"終わり"(暁月)を繋ぐ要素なのかな、と思いました。

全ては妄想にすぎません。でもボクはそう考えました。


いずれにせよ。

旧14からは11年、新生からでも8年。長い長い旅となりましたが、これまで追いかけ続けてきて本当によかった。

ありがとうございました。


そして冒険は、これからも続いていく。
今日は何をしようかな。
posted by Punish at 17:53 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月24日

ONKYO SOUND SPHEREがやってきた

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クラウドファンディングに参加していた、オンキヨーの低遅延ワイヤレスホームシアターシステム「SOUND SPHERE」が遂に届きました。

当初予定が9月だったので二ヶ月ほどの遅れとなりましたが、コロナ禍や半導体不足などもあったので仕方ないですね。


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ボクのゲーミングスペースはこんな感じになっていて、ざっくり言うと奥側がPC環境、右手にテレビを置いてSwitchやPS5を繋いだゲーム機環境となっています。

座椅子をくるっと90度まわせばPCとゲーム機の環境を行ったり来たり出来、シャキ待ちしながらメガテンで仲魔集めをする、なんてことも出来るお気に入りの環境です。

一点だけネックとなっていたのがサウンドまわりです。

PC側ではソニーのホームシアターシステムHT-IV300で5.1chサラウンド環境を導入し、FF14で最大限の活用をしていましたが、スピーカー配置の関係上ゲーム機側では利用することが出来ません。

仕方なくゲーム機ではテレビスピーカーで我慢して、PS5用に専用ヘッドセットを買ってみたりしたもののどうしても慣れることが出来ず、サウンドバーでも買おうかなと検討していたところに存在を知ったのがSOUND SPHEREでした。

ワイヤレスとは言え各スピーカー、ウーファー、センターユニットそれぞれに電源が必要(コンセント7口!)なのでそこまで手軽とも言い切れないのですが、それでもケーブル接続とレイアウトの手間を考えるととても魅力的なシステムです。

実際、予めコンセント口と設置場所の確保、棚の取り付けを済ませておいたこともあり、開封からセットアップまで10分もかかかっていません。


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フロント側はセンターとLRスピーカーをテレビ台に収納し、サブウーファーをピカチュウのベッドに。


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リア側はPC用リアと位置干渉するので悩みましたが、以前半壁に取り付けたOSB合板と本棚に棚を取り付け、そこに置くことで解決。なかなかすっきりまとまったと思います。


ワイヤレスと言えば避けて通れない遅延はどうでしょう。


※概要欄にも書きましたがキャプション間違ってます。SOUND SPHEREが直撮りです。※

ものすごいざっくりとした参考程度になりますが、FF14でPC環境と比較した動画がこちらになります。ほかいくつかの動画を視たりもしてみましたが、体感出来るような遅延はないなという印象です。

ただ、FitBoxing2をやっていた際にいつもならJUSTと思えるタイミングでJUSTが出なかったり、逆にちょっと早すぎたと思ったらJUSTになった、ということが何度かありました。少し続けたら普通に遊べる様になったので個人的には問題ないレベルだと思いますが、音ゲーガチ勢とかだと気になってしまうのかも。

音質面でもボクの耳には十分以上の満足度で、特にこの環境で視聴するEorzean Symphony BDMが本当に素晴らしくて、5.0サラウンド版は今回初体験だったこともあってちょっと感動してしまいました。


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スピーカー単体を寄って撮るとこんな感じ。

優しい曲線の仕上がりと丁寧な表面加工で所有欲を満たしてくれます。


オンキヨーという会社は今とても危険な状態にあって、SOUND SPHEREも企画倒れになってしまう可能性は高かったと思います。だからこそ、逆にこんな状況下でもここまでのクォリティの製品を作り上げたことに音響メーカーとしての矜持と気概を感じます。

ネガティブ要因も含めてこまめにきちんと報告してくれていたので、信じて待つことが出来たのも良かったですね。

さらなる多チャンネル化や、スピーカー電源のワイヤレス化などへの意欲もあるようで、なんとか会社も持ち直して、大切に育てていって欲しい製品だなぁと思いました。
posted by Punish at 17:59 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月02日

ニメーヤリリーと新生祭

この日記は2021年の新生祭クエスト内容に一部言及しています。ネタバレになるほどお話に踏み込んだものではありませんが念の為ご注意ください(蒼天後日談にも少し触れています)。



遅まきながら2021年の新生祭クエストを終わらせてきました。
毎年恒例のある種テンプレな展開ではありましたが、それでもやっぱり、ちょっとぐっときてしまいますね。


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今回のお話のキーとなるニメーヤリリー、この世界では死者に手向ける鎮魂の花として知られ、実際にこの花束をお墓に供えるというクエストもあったりしました。

一方で、この花は”旅の無事を祈る”という花言葉を持つことでも知られています。

この言葉にボクは強く惹かれます。冒険者であるボクらにとってこれ以上の言葉は無いのではないでしょうか。

だからボクは、ニメーヤリリーが大好きなのです。


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アジス・ラーのあの場所でエスティニアンがイゼルに手向けたのもまた、ニメーヤリリーの花でした。

これはボクの勝手な解釈ですが、彼がニメーヤリリーを捧げたのは決して鎮魂の為ではなく、エーテルの海へと還り新たな旅へと向かう彼女の、その無事を祈って捧げたのではないでしょうか。

きっとそうだったんじゃないかなあ、と思っています。


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そんな大好きなニメーヤリリーを、ボクは地球の自室にも飾っています。

正確にはこれはツインスターリリーという造花で、花びらが二重になっているのがその名の由来なのでしょう。ネットショップを眺めていたらこれを見かけて、アイコンに見るニメーヤリリーそのものなその姿に一目惚れして買ってしまいました。


そんなわけで、今回の新生祭は大好きなニメーヤリリーが大きく取り扱われてにっこにこだったのですが、この方との再会も勿論嬉しいことでした。

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でもこのセリフには異を唱えたいですね!

第七霊災の後遺症で貴方がボクを忘れたとしても、駆け出しの頃から見守っていた貴方をボクが忘れるわけないやろがい!
posted by Punish at 22:16 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする